終わった後に考えること

「信じられないほど絶望的な結末の映画」発表、後味の悪すぎる32本 | ニコニコニュース

未来世紀ブラジル』のオチは絶望だろうけど、後味は悪くない。
『チャイナタウン』に絶望は感じなかったけど、後味は悪い。この手の悪い後味が心地良く感じたら、きっとあなたには素質がある。ドMの
『セブン』は予定調和。事件に関わらないくせに登場頻度が妙に多い妻の存在でオチは察し。
メメント』はある種の復讐劇で、復讐を果たせた復讐劇はハッピーエンドだと捉えるぼくにとってこれは絶望でもなく、後味も悪くない。
『鳥』は恐怖。余韻が続く良い恐怖。心地良い不条理。
イージー・ライダー』と『カッコーの巣の上で』はジャック・ニコルソンがやっぱり死んだのでこれも予定調和。ちなみに、ぼく監修「ジャック・ニコルソンが作中で愉快な死に方をしている映画ランキング」ではどちらも選外。
『ミスト』はオチ絶望。

後は取り立てて語ることは思い付かない。
クリストファー・ノーラン信者としては、その内『メメント』単体で記事を上げてみたい気はする。一番好きなのは『プレステージ』なんだけど。

後味の悪さとは。

ぼくの場合、報われなかった話や罪が作中で十分に精算されない話なんかに後味の悪さを感じる。
だから、いくら名作と言われていようとも『テルマ&ルイーズ』はテルマの無知と横暴が精算されたとは思えず、それに最後まで付き合ったのに報われなかったルイーズが不憫なので好きになれないし、『シザーハンズ』は主人公の不遇が映画の主題であることを理解してはいるものの、何時の間にか味方面しているヒロインが気に入らない。(虐めていた男の方は許した。ちゃんと罪が精算されているので)『デュー・デート』なんかもロバート・ダウニー・Jrが不憫で見てられない。

念押ししておくけど、あくまで好き嫌いの話だ。良し悪しじゃない。

何時の間にか

知らない内にコミケも終わってた。
いつか同人誌出してみたいと思って原稿は仕上げてあるんだけど、参加手続きが面倒で行動を起こせていないという。
というか、そもそも一人でサークルって自称できるのか?